帯広第一病院

画像診断科

画像診断科紹介

 当院には7名の診療放射線技師と2名の助手が勤務しており、単純X線写真(胸・腹・骨)、CT、MRI、DSA、MMG(マンモグラフィ)、消化管造影検査(胃・大腸)、超音波検査(腹部・乳腺・頚動脈)、骨密度測定、各種透視検査などを行っております。病気の早期発見を主な目的として、全員が医療画像のプロフェッショナルとして患者様のお役に立てるよう日々努力しております。

主な使用装置一覧

DSA画像
DSA

  CR(コンピューテッドテッド、ラジオグラフィ)撮影装置 2台
  16列マルチスライスCT 1台
  1.5テスラMRI 1台
  透視撮影装置 2台
  乳房撮影専用装置 1台
  ポータブル撮影装置 2台
  外科用イメージ 1台
  DSA(デジタル、サブトラクション、アンギオ)撮影装置 1台
  超音波撮影装置 2台
  骨密度測定装置 1台


主な装置の特徴

マルチスライスCT

CT画像
マルチスライスCT

図1
図1
  当院では16列マルチスライスCTが稼働しており、年間 約6,500件の検査数を行っております。体軸方向0.5㎜のボリュームデータを作成することにより、通常の輪切り(Axial)画像のほかに、任意方向の断面像を参照して診断しております。また、3D画像も積極的に利用しており、医師ばかりでなく患者様にも理解しやすい画像を作成しております。そのため、偶然見つかったHCC(肝細胞がん)の場合にも、再撮影することなく血管の3D画像を作成することが可能で(図1参照)、その後に行われるTAE(経カテーテル動脈塞栓術)に対しても、大まかな血管の走行や蛇行具合を提供することで、治療を行う先生にも評価を得ております。











MRI

MR画像
MRI

図2
図2
 当院では1.5テスラMRIが稼働しており、年間約3,000件の検査を行っております。検査内容としましては、以前より行われておりました脳・脊椎領域に加え、高速撮影が可能になったことから、腹部領域での利用が増加しております。導入当初より工夫を重ねております腹部DWIに対して少し紹介させていただきます。DWI(拡散強調画像)とは、本来、超急性期脳梗塞の診断に用いられる技術でしたが、これを腹部に応用ことにより、細胞密度の高い部分(腫瘍や血管腫など)を描出できる技術です。(図2参照)当院では、腹部のMRI検査全てにこのDWIを取り入れることにより、まず、検査領域内に腫瘍が存在するかどうかの見当を付け、その後各種のシーケンスにて肝腫瘍への検査精度を高めております。








遠隔画像診断システム

 当院と旭川医科大学読影室が光ネットワークによって結ばれ、遠隔画像診断システムが運用開始となりました。これにより従来、週1回の派遣で読影専門医の読影が行なわれておりましたが、読影件数の増加に加えて、緊急時や判断が難しい症例に対しては、直通電話を通じて当院主治医と専門医が同一画像を参照しながら意見交換を行うことも出来るようになり、今まで以上に正確でスピーディーな画像診断を実現しております。

マンモグラフィ認定施設

MMG画像
マンモグラフィ撮影装置
 2008年2月20日に『NPO法人マンモグラフィ検診制度管理中央委員会』より施設画像評価の結果発表があり、総合判定 A の評価をいただくことが出来ました。 評価の内容は、委員会より送られてくるファントム画像評価(撮影機器、読取装置、フイルム記録装置などのシステムの性能を評価する)、および臨床画像評価(高濃度、不均一高濃度、散在の3種類の臨床画像で、乳腺濃度や乳腺内外コントラスト、ポジショニングなど多岐にわたる評価項目で、施設の総合的な評価を行う)の2項目からなり、4段階評価されます。(A、Bが合格。C、Dが不合格)

  昨年秋にマンモグラフィ撮影装置を更新した際、施設画像認定に合格することを目標として関係者全員で一丸となって努力してまいりましたが、その結果としてA評価をいただけたことは大変喜ばしいことです。