令和元年度

看護部のご紹介

令和元年度 看護トピックス

がん看護専門看護師による院内研修会  令和元年7月31日

 令和元年7月31日に『がん患者の疾患に対する受容過程と心的反応』というテーマでがん看護専門看護師による院内研修が開催されました。

 研修内容は、がん治療・療養のプロセスや基本的データに始まり、がんの臨床経過と辛さの関係、がんに対する心の反応と精神症状、さらにがん患者の疾患の受容過程を理論やモデルを活用し学習する内容でした。

 終了後のアンケート結果から、『がんと宣告され精神的ダメージが大きいため、寄り添うケアをもっと大事にしなければと思わされました』『バックマンのモデルは、考えさせられました。患者さんの価値観を早めにキャッチして関われるように、今後も学びたいと思います』『実際に病棟の患者さんにどれもこれも当てはまり、理解することができました。その人に沿ったケアを行っていきたい』という感想を頂き、これまでの自らのケアを振り返ると共に今後のモチベーションに繋がったと感じました。次回は10月に家族ケアのテーマでの研修開催を予定しています。

中途採用者研修  令和元年7月26日

 2019年7月26日(金)看護部教育委員会主催の中途採用者研修を開催しました。今回は5名の看護師が参加しグループワークを行いました。

 はじめにアイスブレイクを用いた自己紹介で少し緊張をほぐしたあとグループワークを行いました。テーマは「入職して気づいたこと」「今私たちにできること」でした。グループワークで出た良い意見では「PNSを初めて経験してプレッシャーにもなるが確認が取れるのでとても良い」という意見や、「仕事で落ち込んだ時はどう対処するのか」など様々な意見交換がされていました。

 中途採用者の場合、新人研修のように頻繁な研修会がないため、「同期」といってもめったに顔を合わせることはありませんが、院内ですれ違った時、遠くから姿を見た時、「元気にしているかな?」とお互い気にかけているということがわかりました。今は新しい環境に少しでも早く慣れて「職場が楽しい!」と思えるよう教育委員会では見守っていきたいと思います。

医療社会福祉制度 地域の資源 研修会  令和元年7月24日

 2019年7月24日に看護職員対象に退院支援看護師より「医療社会福祉制度 地域の資源」についての研修が行われました。

 研修内容として医療社会福祉制度では介護保険制度、地域包括システム、在宅医療、高額療養費や生活保護制度、在宅療養支援について、地域の社会資源では帯広市の介護保険以外の福祉サービスについて学びました。

 長寿国日本。2025年には5人に1人が高齢者と言われ、高齢者の単独世帯が増えることが予測されています。私たち看護師も医療社会福祉制度や、社会資源についての知識を向上させる必要があります。今回の学びを活かし、入院患者さまの退院支援に必要な情報収集を的確に行い入院前の生活に出来るだけ戻れるように支援したいと再認識する場となりました。

看護学生のためのインターンシップ  令和元年8月7日

 2019年8月6・7日に看護学生を対象にしたインターンシップを開催しました。計9名の看護学生の方々を迎え、当院の概要・看護体制・看護教育・福利厚生等についてのお話をさせていただきました。

 院内見学の中では当院の看護方式「PNS」(パートナーシップ・ナーシング・システム)を実際に観ていただきました。パートナーと共に日常業務が行われている様子を目の当たりにして、就職後のイメージが拡大した印象でした。

 また当院新人看護師との交流会では、仕事のやりがいや就職先を決めた動機などのインタビューを通して、パンフレット上では測り知れない当院への理解が深まったようです。

 参加された皆様にとりまして、今回のプログラムが今後就職先を決める一助になりましたら幸いです。

臨床倫理研修会  令和元年8月2日

 2019年8月2日に、看護部で臨床倫理研修会を開催しました。講師は横尾看護部長で、「倫理とは」「道徳との違い」など、分かりやすい内容でした。勤務後にも関わらず、多くの参加者が耳を傾け、今看護者として必要とされている高い倫理性について、個々が考える良いきっかけとなりました。

 私たちは、日常の現場で倫理的課題に直面した時、「看護者の倫理綱領」に基づいて深く考え、行動を決定していこうと再認識できる研修会でした。

看護補助者研修会  令和元年7月30日

 2019年7月30日(火)午後より、当院の介護福祉士とケアワーカーを対象とした「看護補助者研修会」を開催しました。この研修の目標は「日常生活の援助の基本技術を学び、介助が必要な患者さまへの日常ケアに活用できる」であり、講義と実技による研修で毎年行っています。

 研修内容は、エンゼルケアのDVD視聴・ポジショニング・車椅子への移乗・食事介助、そして、今年度より参加者の事前課題に対するグループワークを行いました。

 車椅子への移乗は、当院の理学療法士から患者さんを安全・安楽に移乗するための原理や方法についての説明を受け、食事介助では、言語療法士よりベッド上での介助を行う際に、患者さんの望ましい姿勢について学ぶことができました。理学療法士の講師より「考えて移乗を行う事の楽しさを感じてほしい」という言葉を聞き、個々の患者さんに合った介助の大切さを実感しました。

 グループワークでは、参加者の部署は病棟や外来など様々でしたが、患者さんに質の良いケアを提供するためには、看護補助者と看護師の連携が大切であると考えさせられました。

 最後に、この研修に参加した介護福祉士やケアワーカーの実技に対する質問や取り組む姿勢を見ていると、この知識や技術が明日から患者さんのケアに必ず活かされるだろうと感じ、期待がふくらみました。

2年目対象シミュレーション研修  令和元年7月13日

 2019年7月13日に、2年目看護師を対象としたシミュレーション研修が開催されました。今回は「新人看護師からの報告を受けて」と題し、学習者は検温中に患者が急変したことを報告されたリーダー看護師となり、的確に指示を出し救命対応をするというシチュエーションでした。

 シミュレーションとデブリーフィング(振り返り)を繰り返すごとに視野が広まり、自己学習した知識と実践が統合され、研修担当者も学習者とともに大きな学びを得ることができました。

 4月から先輩となり、いずれはリーダーの役割も担う2年目看護師のみなさんの成長と可能性に期待し、教育委員会では今後もサポートし続けます。

新人・フレッシュパートナー研修  令和元年6月29日

 2019年6月29日(土)にとかちプラザ3階研修室において、講師に小春日和主宰 中岡千香子さん(EMAメンタルトレーナー)をお招きし新人看護師とフレッシュパートナーを対象とした研修会を開催しました。午前は新人看護師とフレッシュパートナーを対象とした「ストレスマネジメントについて学ぼう」、午後はフレッシュパートナーを対象とした「フレッシュパートナーとしての関わりの現状と対策」について学びました。

 午前中の研修ではストレスの対処方法として自己肯定力の向上・自己責任能力の向上・感謝能力の向上・思考パターンの講義や、すぐに実践出来る「落ち込んだ時の対処方法」の講義を頂きました。パートナー同士で【助けて欲しい事】を共有し、グループワークでお互いの理解を深めることが出来ました。

 午後はテーマに沿ってワールドカフェを行い、今後の新人看護師への関わり方について情報交換しながら指導について考えました。中岡さんに相談でき、アドバイスをいただいたことで指導者も解決策が見出せ気持ちが楽になりました。

 研修終了後は皆さん笑顔が見られとても充実した研修になりました。教育委員会では、今後も引き続きサポートをしていきます。

第18回北海道病院学会発表  令和元年7月6日

 2019年7月6日(土)に開催された第18回北海道病院学会で、看護部教育委員の藤原美加副部長と宗田貴恵主任の共同研究「PNSが新人看護師に及ぼす影響と今後の教育研修の検討」が優秀演題賞を受賞しました。

 これは、「PNSが新人看護師の自己効力感を高められる環境であるという仮説が支持され、このような環境においてシミュレーション研修や実技演習を行うことが、必要なケアに関する知識や遂行可能だという思考を獲得するために効果的であることが示唆され、新人看護師の行動変容につながる」という内容の発表でした。座長からの質問もありましたが、臨床現場での手応えとしては、パートナーシップの発揮により、新人看護師の技術チェックリストの習得割合がPNS導入後では約5倍になったという集計結果として表れています。

 今後もPNSの定着と推進、効果的な研修の開催に期待します。

感染管理認定看護師による研修会  令和元年6月11日

 令和元年6月11日に「標準予防策と感染対策 UP TO DATE」と題して感染管理認定看護師による研修が行われました。

 研修内容は、感染管理の基本である標準予防策の考え方(手指衛生の必要性や空間除菌等)についてデーターを交えて講義がありました。改めて、自分の手に付着した菌が原因で無意識に病原体を拡大しないようにしようと思いました。

 また、ノロウイルスや現在流行している麻疹、風疹についても感染力の強さや世界的な流行状況についてお話しがあり、来年の東京オリンピックに向けて感染を食い止める対策が必要だと感じました。

 感染の研修は定期的に開催されていますが、参加して感染予防のための行動の必要性を再認識しました。

新人・新採用者研修  令和元年6月6日

 令和元年6月6日に新人・新採用者研修を行いました。今回の内容は、ME機器(心電図モニター、パルスオキシメーター、輸液・シリンジポンプ、除細動器)と十二誘導心電図でした。

 ME機器では、心電図モニター、パルスオキシメーター、輸液・シリンジポンプ、除細動器についての使用方法や注意事項について、講義と機器に触れて設定するなどの演習を行い、実践に近い形で学ぶことができました。

 十二誘導心電図では、基礎である十二誘導の装着方法から、緊急を要する心電図の読み方などを学ぶことができました。今回の講義では、どれも実際に触れて体験することができたため、今後現場で活かせる技術習得につながったと思います。

 教育委員では今後も新人・新採用者の皆さんが安全で確実に看護技術を実践することができ、安心して第一病院で働くことができるよう、研修を通してサポートしていきたいと思います。

研修報告会  令和元年6月4日

 令和元年6月4日に看護部主催で「ACP講演会に参加して」「PEACE研修会に参加して」の2題の研修報告会が開催されました。医師1名を含む58名の参加があり、関心の高さがうかがえました。

 PEACE研修会は何度かこの場で報告されており、今回の発表ではがん医療におけるコミュニケーションの重要性について詳しく発表されました。ロールプレイを実際に行い、相手の置かれている状況や気持ちに配慮する重要性を学んだことが報告されました。

 ACP講演会については有名人を事例にし、意思決定支援に関して説明と参加者への問いかけがあり、わかりやすく、参加者も共に考える機会となりました。ACPに関しては、院内で委員会が立ち上がっており、今後は急性期、慢性期、緩和に分かれてそれぞれに合った活動計画を立てていく予定だと報告があり、今後の活動が期待されます。

看護リフレクション①  令和元年5月24日

 令和1年5月24日に2年目の看護師を対象とした「看護リフレクション①」の研修が行われました。受講者は6名でした。

 看護リフレクションは、自分が行った意味や価値に気づくために必要なスキルを学ぶという目的で、2年目研修として毎年行われています。今回のリフレクションでは、急変時の対応、終末期患者への対応、認知症患者のケアについての事例があがり、その時に感じた思いや、もっとできることはなかったのか、また、日頃患者さんとの関わりの中で感じた事を振り返りました。フレームに沿ってメンバー全員が思考をめぐらせ、互いにフィードバックを受けることにより、自身の一面を改めて知り、動機づけに繋がったと思います。

 日々主体的に振り返りを行い、過去の経験を内省し、看護観を深めながら成長できることを期待しています。

シミュレーション研修(複数患者の検温)  令和元年5月18日

 5月18日に、新人看護師を対象としたシミュレーション研修を開催しました。今回は、3名の患者様の情報を記録と申し送りから把握し、その情報をもとに各患者の状態に合わせて観察を行う力を養うことを目的とした研修でした。

 シミュレーションを実際に行ったのは4名でしたが、その他の参加者はシミュレーション中の看護師を観察しました。シミュレーション後のデブリーフィング(振り返り)では、各患者の病態把握・必要な観察項目と優先度・どの患者から観察を行うかの優先順位・報告する際の優先順位について全員で考えることができました。このように、シミュレーション研修によって事前学習などの「知識」と「体験」を統合することができます。教育委員会では、学習者のみなさんの気づきを引き出せるよう指導力の向上につとめ、共に成長したいと思います。令和元年、教育委員会では今後4回のシミュレーション研修を行う予定となっています。

高校生ふれあい看護体験実習  令和元年5月15日

 2019年度の「看護の日・看護週間」のイベントで、将来看護師を目指している高校生の看護体験実習の受け入れを行いました。

 実習生は各病棟で、手浴、足浴や血圧測定、車椅子やストレッチャーの乗車を体験しました。「ケアのあと、『ありがとう』とにっこり笑っていただき、やりがいのある職業だと感じた。」「将来は絶対看護の仕事につきたい。」と、限られた時間でしたが、看護に触れた感想をいただきました。

 実習生のみなさんは、最初は緊張していた様子でしたが、現場を見て看護の仕事のイメージができたようです。実習後にはとびきりの笑顔を見せてくれました。夢の実現に向けて、人間性をみがき頑張って下さいね。

「看護の日」とは

21世紀の高齢社会を支えるために、看護の心、ケアの心、助け合いの心を、広く国民が分かち合うことが必要です。このことを、老若男女を問わず誰もが育むきっかけとなるように、フローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日が「看護の日」に制定されました。

看護部管理者研修  令和元年4月27日

 4月27日に看護管理者約20名の参加のもとで研修会が開催されました。それぞれが部署目標立案に向けて、現状分析を行った内容をもとにワークを行う研修です。これは、昨年度の管理者研修で学んだ「課題解決のフレームワーク」の実践編です。

 私たちは、臨床の看護実践の場において、短時間で観察・判断・実践・評価修正が求められますが、この研修では管理者として自部署の課題をどのように解決していくか、師長主任で共に熟考する機会となりました。

 令和元年は、分析に基づき管理者の思いを込めた部署目標が掲げられ、病院、看護部の理念の具現化に大きく近づくことが期待され、楽しみです。

看護部新採用者オリエンテーション  令和元年4月3日、4日、5日

 4/3,4,5の3日間で看護部新採用者オリエンテーションを実施しました。このオリエンテーションは、当院での勤務に必要な知識を身につけるとともに、専門職業人としての心構えを理解することを目的としています。

 はじめに看護部長より「看護組織・任務」について説明があり、その後は教育体制、医療安全対策、院内感染対策等の説明がありました。医療安全対策の講義では分からない事を分からないまま行うことで重大なミスに繋がるという恐ろしさを実感する内容でした。

 また、昨年度導入したPNS看護体制についての説明は、動画を用いてイメージしやすいものとしました。参加者からの質問もあり、関心の高さがうかがえました。

 最終日は看護技術が主体でした。吸引、膀胱留置カテーテル、採血、注射認証について行いました。動画を観てもらった後、当院の手順に沿って1人1人実技を行いました。新採用者同志で教え合う場面も多くありました。

 最後に全員から感想を述べてもらいましたが、「今後の研修が楽しみ」「実技を行えてよかった」といった声が多く聞かれ、3日間の研修が有意義なものであり、共に成長する仲間との交流がはかれたことを実感できました。教育委員も、年間通して新採用者のみなさんの成長をサポートします。

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