令和元年度

看護部のご紹介

令和元年度 看護トピックス

第18回北海道病院学会発表  令和元年7月6日

 2019年7月6日(土)に開催された第18回北海道病院学会で、看護部教育委員の藤原美加副部長と宗田貴恵主任の共同研究「PNSが新人看護師に及ぼす影響と今後の教育研修の検討」が優秀演題賞を受賞しました。

 これは、「PNSが新人看護師の自己効力感を高められる環境であるという仮説が支持され、このような環境においてシミュレーション研修や実技演習を行うことが、必要なケアに関する知識や遂行可能だという思考を獲得するために効果的であることが示唆され、新人看護師の行動変容につながる」という内容の発表でした。座長からの質問もありましたが、臨床現場での手応えとしては、パートナーシップの発揮により、新人看護師の技術チェックリストの習得割合がPNS導入後では約5倍になったという集計結果として表れています。

 今後もPNSの定着と推進、効果的な研修の開催に期待します。

感染管理認定看護師による研修会  令和元年6月11日

 令和元年6月11日に「標準予防策と感染対策 UP TO DATE」と題して感染管理認定看護師による研修が行われました。

 研修内容は、感染管理の基本である標準予防策の考え方(手指衛生の必要性や空間除菌等)についてデーターを交えて講義がありました。改めて、自分の手に付着した菌が原因で無意識に病原体を拡大しないようにしようと思いました。

 また、ノロウイルスや現在流行している麻疹、風疹についても感染力の強さや世界的な流行状況についてお話しがあり、来年の東京オリンピックに向けて感染を食い止める対策が必要だと感じました。

 感染の研修は定期的に開催されていますが、参加して感染予防のための行動の必要性を再認識しました。

新人・新採用者研修  令和元年6月6日

 令和元年6月6日に新人・新採用者研修を行いました。今回の内容は、ME機器(心電図モニター、パルスオキシメーター、輸液・シリンジポンプ、除細動器)と十二誘導心電図でした。

 ME機器では、心電図モニター、パルスオキシメーター、輸液・シリンジポンプ、除細動器についての使用方法や注意事項について、講義と機器に触れて設定するなどの演習を行い、実践に近い形で学ぶことができました。

 十二誘導心電図では、基礎である十二誘導の装着方法から、緊急を要する心電図の読み方などを学ぶことができました。今回の講義では、どれも実際に触れて体験することができたため、今後現場で活かせる技術習得につながったと思います。

 教育委員では今後も新人・新採用者の皆さんが安全で確実に看護技術を実践することができ、安心して第一病院で働くことができるよう、研修を通してサポートしていきたいと思います。

研修報告会  令和元年6月4日

 令和元年6月4日に看護部主催で「ACP講演会に参加して」「PEACE研修会に参加して」の2題の研修報告会が開催されました。医師1名を含む58名の参加があり、関心の高さがうかがえました。

 PEACE研修会は何度かこの場で報告されており、今回の発表ではがん医療におけるコミュニケーションの重要性について詳しく発表されました。ロールプレイを実際に行い、相手の置かれている状況や気持ちに配慮する重要性を学んだことが報告されました。

 ACP講演会については有名人を事例にし、意思決定支援に関して説明と参加者への問いかけがあり、わかりやすく、参加者も共に考える機会となりました。ACPに関しては、院内で委員会が立ち上がっており、今後は急性期、慢性期、緩和に分かれてそれぞれに合った活動計画を立てていく予定だと報告があり、今後の活動が期待されます。

看護リフレクション①  令和元年5月24日

 令和1年5月24日に2年目の看護師を対象とした「看護リフレクション①」の研修が行われました。受講者は6名でした。

 看護リフレクションは、自分が行った意味や価値に気づくために必要なスキルを学ぶという目的で、2年目研修として毎年行われています。今回のリフレクションでは、急変時の対応、終末期患者への対応、認知症患者のケアについての事例があがり、その時に感じた思いや、もっとできることはなかったのか、また、日頃患者さんとの関わりの中で感じた事を振り返りました。フレームに沿ってメンバー全員が思考をめぐらせ、互いにフィードバックを受けることにより、自身の一面を改めて知り、動機づけに繋がったと思います。

 日々主体的に振り返りを行い、過去の経験を内省し、看護観を深めながら成長できることを期待しています。

シミュレーション研修(複数患者の検温)  令和元年5月18日

 5月18日に、新人看護師を対象としたシミュレーション研修を開催しました。今回は、3名の患者様の情報を記録と申し送りから把握し、その情報をもとに各患者の状態に合わせて観察を行う力を養うことを目的とした研修でした。

 シミュレーションを実際に行ったのは4名でしたが、その他の参加者はシミュレーション中の看護師を観察しました。シミュレーション後のデブリーフィング(振り返り)では、各患者の病態把握・必要な観察項目と優先度・どの患者から観察を行うかの優先順位・報告する際の優先順位について全員で考えることができました。このように、シミュレーション研修によって事前学習などの「知識」と「体験」を統合することができます。教育委員会では、学習者のみなさんの気づきを引き出せるよう指導力の向上につとめ、共に成長したいと思います。令和元年、教育委員会では今後4回のシミュレーション研修を行う予定となっています。

高校生ふれあい看護体験実習  令和元年5月15日

 2019年度の「看護の日・看護週間」のイベントで、将来看護師を目指している高校生の看護体験実習の受け入れを行いました。

 実習生は各病棟で、手浴、足浴や血圧測定、車椅子やストレッチャーの乗車を体験しました。「ケアのあと、『ありがとう』とにっこり笑っていただき、やりがいのある職業だと感じた。」「将来は絶対看護の仕事につきたい。」と、限られた時間でしたが、看護に触れた感想をいただきました。

 実習生のみなさんは、最初は緊張していた様子でしたが、現場を見て看護の仕事のイメージができたようです。実習後にはとびきりの笑顔を見せてくれました。夢の実現に向けて、人間性をみがき頑張って下さいね。

「看護の日」とは

21世紀の高齢社会を支えるために、看護の心、ケアの心、助け合いの心を、広く国民が分かち合うことが必要です。このことを、老若男女を問わず誰もが育むきっかけとなるように、フローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日が「看護の日」に制定されました。

看護部管理者研修  令和元年4月27日

 4月27日に看護管理者約20名の参加のもとで研修会が開催されました。それぞれが部署目標立案に向けて、現状分析を行った内容をもとにワークを行う研修です。これは、昨年度の管理者研修で学んだ「課題解決のフレームワーク」の実践編です。

 私たちは、臨床の看護実践の場において、短時間で観察・判断・実践・評価修正が求められますが、この研修では管理者として自部署の課題をどのように解決していくか、師長主任で共に熟考する機会となりました。

 令和元年は、分析に基づき管理者の思いを込めた部署目標が掲げられ、病院、看護部の理念の具現化に大きく近づくことが期待され、楽しみです。

看護部新採用者オリエンテーション  令和元年4月3日、4日、5日

 4/3,4,5の3日間で看護部新採用者オリエンテーションを実施しました。このオリエンテーションは、当院での勤務に必要な知識を身につけるとともに、専門職業人としての心構えを理解することを目的としています。

 はじめに看護部長より「看護組織・任務」について説明があり、その後は教育体制、医療安全対策、院内感染対策等の説明がありました。医療安全対策の講義では分からない事を分からないまま行うことで重大なミスに繋がるという恐ろしさを実感する内容でした。

 また、昨年度導入したPNS看護体制についての説明は、動画を用いてイメージしやすいものとしました。参加者からの質問もあり、関心の高さがうかがえました。

 最終日は看護技術が主体でした。吸引、膀胱留置カテーテル、採血、注射認証について行いました。動画を観てもらった後、当院の手順に沿って1人1人実技を行いました。新採用者同志で教え合う場面も多くありました。

 最後に全員から感想を述べてもらいましたが、「今後の研修が楽しみ」「実技を行えてよかった」といった声が多く聞かれ、3日間の研修が有意義なものであり、共に成長する仲間との交流がはかれたことを実感できました。教育委員も、年間通して新採用者のみなさんの成長をサポートします。

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