院長

 このたび帯広西病院院長に任ぜられ過日着任いたしました髙橋邦康と申します。まずは簡単に自己紹介申し上げます。出身は宝塚歌劇で有名な兵庫県宝塚市で高校卒業まで過ごしました。昭和61年佐賀医科大学を卒業後、過疎地域で働ける医師を目指し、大分県の地域密着型病院の外科から医師としてのキャリアをスタートいたしました。麻酔科集中治療なども学んだのち、両親の出身地である北海道に移り、いわゆる医療過疎と呼ばれる地域を中心に「出かける医療」を実践すべく在宅医療も含めプライマリケア医として診療に携わって参りました。また帯広厚生病院では総合診療科開設にも携わらせていただき、二次三次医療圏での包括的地域医療についても勉強する機会をいただきました。前職は公立芽室病院で内科全般を担当しておりました。

 帯広西病院は昭和55年の開院以来、長期療養のみならず、積極的なリハビリテーションを実践し高齢者や障害のある方が住み慣れた地域で安心して過ごせるよう地域の医療機関としての役割を果たして参りました。この40年近く培った伝統のある医療機関の院長職を拝命したわけでございますが、地域の皆様から頂く信頼の厚さもひしひしと感じ、その重責に身も引き締まる思いでございます。

 高齢少子化社会の進行、医療や介護の負担増大の中、入院、施設、在宅を問わず医療、リハビリテーション、介護については今後もさらに厳しい環境となっていくものと予想されます。そんな中でも充実したリハビリテーション環境を整備維持し、在宅療養につなげていく当院の役割はますます重要になってくることは間違いなく、今後も患者さまそしてご家族さまがより安心して療養やリハビリテーションを継続し、介護を行っていくことができるよう努力して参ります。これまでの伝統を切らすことなく、地域の医療機関、介護、看護施設とも連携を深め、在宅療養へと太いパイプを築いていくのが当院そしてわたくしに与えられた使命かと考えております。

 今後も当院の理念にある「社会への奉仕」の精神を第一に、長期療養、リハビリテーション、在宅復帰および在宅療養支援を中心に地域のニーズにきめ細かく応えるべく努力して参ります。至らない点もあるかと存じますが、厳しくご指導いただければ幸いです。そしてこれまで同様に帯広西病院をご支援いただくようお願い申し上げて着任のごあいさつといたします。

帯広西病院 院長 髙橋 邦康