先月、当施設のディケアをご利用されているTさんから「良かったらこれを見てみて」と1冊の冊子を手渡されました。その冊子には「ロード物語」とタイトルが付けられており、Tさんが執筆し自分で製本したものとのこと。

 早速、読ませていただくと、帯広市と音更町を分断する十勝川の船渡し(明治33年)の話から始まり、帯広市の大通りと西二条通りの発展について記されていた。Tさんは帯広市の街中にある職場に長年通っていたので、その中で起きた西2条通り近辺での出来事を鮮明に、更におもしろおかしく綴ったものであった。

 西2条通りに並ぶ商店街での思い出や、独身時代の出会いと別れ、40代、50代での西2条で起きた出来事など当時の写真を交えて書かれており、「ロード物語」のロードとは“西2条通り”のことを指しているようです。

 十勝の住民であれば誰もが知っている老舗が次々に登場するこの書物は、帯広市とTさんの歴史が沢山詰まっており、是非このホームページで紹介させて欲しいと頼み込み了承を得ました。「名前は恥ずかしいから」ということで“Tさん”で掲載させていただくこととしました。

 Tさん 貴重な書物を有難う御座いました。老健とかちの皆で大切に読ませていただきます。

※この記事の編集中である令和2年2月12日 Tさんが急逝されたとのご連絡がありました。
 老健とかち職員一同 心からのご冥福をお祈り申し上げます。