看護部
療養病床であり許可病床は108床、2病棟です
当院に入院される患者さまは、下記の方々です
- 寝たきりで経管栄養・CVポートにて栄養管理をされている方
- 急性期としての治療は、落ち着き、食事が十分に食べることができるまで点滴が必要な方
- 他病院などで治療やリハビリ期間が終了したけれど、自宅などに退院するまでには回復されていない方
- 介護認定などが確定していず、施設や在宅に帰るまでの期間の準備が必要な方
- 在宅療養をしており、家族が急な用事やリフレッシュする期間が必要な場合のレスパイト入院の方
- 小児難病や障碍者で在宅療養されている方のレスパイト入院 など

療養上の世話が多く、下記の点を重点的に実施しております
スタッフからのコメント
看護師・准看護師

Kさん 女性
(経験年数27年目、当院在籍12年目)
勤務し続けられる理由は?
時間にゆとりがあるので患者さんとのコミュニケーションがとれる事と、残業が少なく、定時帰宅が出来る
入院患者さんとの楽しいエピソードを教えてください!
いつも脚が硬く曲がっているSさん
脚を伸ばしてもらえますか~に対して「誰も見ていないときに伸びます~、見ていると伸びません~」と
入眠中に確認すると、キレイに伸びていました!!

Aさん 男性
(経験年数26年目、当院在籍7年)
現在、法人内の老健勤務
勤務し続けられる理由は?
療養型なので長期入院の方が多い。顔見知りの患者さんのお世話が出来る事と笑顔を見られるから。残業が少ないのも魅力の一つ
入院患者さんとの楽しいエピソードを教えてください!
おむつ交換、痰吸引など「絶対だめだ!!」と大声で激しく抵抗する患者
ある時、冗談半分で「絶対いいよね~」と声掛けをしたら、患者から「絶対いいよ!」と連呼しだして、スムーズにおむつ交換させてくれた経験がある。対応する私たちも笑ってしまい、リラックスできたのが良かったのかな…を思う。

Kさん 女性
(経験年数27年目、当院在籍7年目)
勤務し続けられる理由は?
各部門スタッフは皆、ベテラン職員が在籍しており、患者・家族との関わりを大切にしているところに魅力があります。私自身の急な休みにも温かく対応してくれる上司・同僚のおかげです。
入院患者さんとの楽しいエピソードを教えてください!
外来に定期通院している高齢のご夫婦が、入院するならこの病院へ…と希望されていました。検査・治療の為に他院に入院後、当院へ転院してきました。院内で外来・MSWと情報共有し地域の患者・家族の希望をできるだけ叶えられると嬉しいです。
ケアワーカー(看護補助者)

Iさん 女性
(経験年数26年目、当院在籍26年目)
勤務し続けられる理由は?
職場のスタッフの雰囲気が良いことと、毎日のケア後の患者さんの笑顔
入院患者さんとの楽しいエピソードを教えてください!
ある患者さんは、若いスタッフに恋心が芽生え毎日、楽しいと話していました。ちなみに…100歳近い方です

Aさん 女性
(介護福祉士取得後10年目、
当院在籍13年目)
勤務し続けられる理由は?
患者さんのお世話をさせていただいているうちに、失礼ながら家族のような気持になってきます。お世話させていただく喜びを知ると、やはり離れがたくなります。
入院患者さんとの楽しいエピソードを教えてください!
入浴好きな患者さんの介助をしている時、一緒に数を数えたり昔話を聞いたりするのが楽しいです。
診療技術部
栄養科
管理栄養士による栄養相談、栄養指導を行っております。
地域住民の皆様の健康維持のための講話などもお受けしております。

音更病院のお食事について
飲み込みが悪くなり、通常のお食事が食べられない患者様が多くいらっしゃいます。
音更病院では「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021」に準拠したお食事の提供を行っております。
飲み込みに配慮した嚥下調整食の提供は、低栄養の予防・改善、誤嚥性肺炎の予防にも繋がります。
実際に音更病院で提供しているお食事をご紹介いたします。
敬老会の献立 … 赤飯、天ぷら、大根おろし酢和え、紅白プリン

コード外(半量)
咀嚼困難だが、嚥下に問題はみられない。
*患者様の要望に合わせて少な目に盛り付けています(味付けや見た目を工夫して、たのしくたくさん食べていただきたいと思います)

コード3
舌と口蓋間の押しつぶし可能

コード2
下顎と舌の運動で送り込みができる
(コード4 上下の歯茎で押しつぶしができるお食事もあります)
このように患者様の嚥下状態に配慮した食事提供を行っております。
また、医師や看護師等と協議しながら、病態に応じて適切なお食事の提供を心掛けております。
外来につきましても、個別に食事療法のご説明や栄養相談を承っております。
少しでも気になる方がおられましたら、お気軽に主治医にご相談ください。
地域医療連携室
当院では、患者様及びご家族、地域の住民の方々に安心して当院をご利用していただけるよう地域医療連携室を設置しております。
主に入院相談等の問い合わせ相談窓口となっており、地域の医療機関やかかりつけの先生方をはじめ、様々な保健・福祉関連の担当者と連携を図り調整業務を行っております。ご紹介患者様のスムーズな受け入れや、患者様やご家族からの医療的、社会的、経済的問題についてのご相談にも応じ、問題解決への助言・調整を行い安心して療養生活を過ごせるよう支援しております。
また、後方連携業務としては、切れ目のない医療・看護・介護・福祉サービスが提供できるよう、法人内にある帯広第一病院・帯広西病院・介護老人保健施設とかち・訪問看護ステーションたなごころ・ケアマネジメントセンターほほえみ等との連携も図っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。



