Ⅰ.開示手続きについて

所定のお手続きにより、診療録の開示が可能です。ご希望の方は、直接職員又は電話にてご相談ください。なお、開示請求書をご提出いただいてから、交付まで通常1~2週間程度お時間を頂きますのでご了承ください。

(1) 請求方法

利用者個人情報の開示の請求は、次の2通りの方法があります。

直接来院により請求する方法

直接来院により請求する方法
各施設の事務受付窓口にて「個人情報の開示手続きをしたい」とお申し出ください。

郵送により請求する方法

請求先によりあて先が異なりますのでご注意ください。

  • 〒080-0014
    北海道帯広市西4条南15丁目17番地3
     帯広第一病院 医事課 開示請求担当者 宛
  • 〒080-2473
    北海道帯広市西23条南1丁目129
     帯広西病院 事業課 開示請求担当者 宛
  • 〒080-0318
    北海道河東郡音更町緑陽台南区2番地6
     音更病院 事業課 開示請求担当者 宛
  • 〒080-0318
    北海道河東郡音更町緑陽台南区2番地6
     介護老健保健施設とかち 事業課 開示請求担当者 宛

へ必要書類を添付し提出してください。

(2) 受付時間

平日(月曜日~金曜日)
 8時30分 ~ 11時30分
 13時30分 ~ 16時30分
※土・日・祝・祭日は対応しておりませんのでご了承ください。

(3) 開示料金

基本料金    5,000円
基本料金以外  開示請求内容に応じて
消費税     10%

基本料以外にかかる料金

開示にかかる費用は、上記基本料金以外に以下の利用料金が加算されます。

1.診療録閲覧
※写真動画撮影・録音不可
1-1-①.医師立ち合いなし
(上限30分まで)
開示基本料のみ
1-1-②.医師立ち合いあり
(上限60分まで)
5,000円/30分
(31分を超過時 5,000円追加)
2.診療録写し1-2-①.電子データ2,000円/CD1枚
+20円/ページ
1-2-②.印刷
(白黒・片面印刷のみ対応)
50円/枚
3.放射線等検査画像1-3-①.電子データ
(データ量によりCDかDVDが決まります)
2,000円/CD1枚
3,000円/DVD1枚
1-3-②.フイルム
(全サイズ共通)
1,000円/枚
4.送料(宅配業者による)着払いにて発送

開示手続き料金例

例①

診療録:500枚
検査記録:50枚
画像記録:全て

を印刷で開示請求した場合は、

開示基本手数料:5,000円
診療録:25,000円 500枚×50円
検査記録: 2,500円 50枚×50円
画像記録:3,000円 DVD1枚×3,000円
合計 35,500円(税別)
税込 38,050円

例②

診療録:1500枚
検査記録:250枚
画像記録:全て

をデータで開示請求した場合は、

開示基本手数料:5,000円
電子データ作成料:2,000円 
 診療録:30,000円 1500枚×20円
 検査記録: 5,000円 250枚×20円
画像記録:3,000円 DVD1枚×3,000円
合計 43,000円(税別)
税込 47,350円

となります。配送を希望される方は、着払いにて発送となります。

Ⅱ.開示手続きの方法について

個人情報の開示請求書に必要事項を記載してください。

個人情報の開示請求書を提出していただく際、以下の方法により本人確認を行います。

1.利用者ご本人による請求の場合

手続きを行う際には、下記に記載の方法による本人確認は必要となります。
なお、マイナンバーを使用した本人確認につきましては、対応しておりません。対応開始は、2025年4月を予定しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。

(1)来院による請求

受付窓口において直接的本人であることを証明き以下の書類提示
 ① 公的機関が発行する身分証明証・書
 ② 健康保険の被保険者証
 ③ パスポート
 ④ 外国人登録証明書
 ⑤ 印鑑証明証(交付日より3ケ月以内のもの)
ただし上記⑤を書類提示として使用する場合は、開示請求書に同一の印鑑にて押印をする必要があります。また、顔写真が付いていない②などの身分証については、なりすましによる請求防止の観点から2種類以上の証明証・書が必要となります。

(2)郵送等による請求

次の①から④の写、⑤原本のうち複数の同封をお願いします。
 ① 公的機関が発行する身分証明証・書
 ② 健康保険の被保険者証
 ③ パスポート
 ④ 外国人登録証明書
 ⑤ 印鑑証明証(交付日より3ケ月以内のもの)
ただし上記⑤を書類提示として使用する場合は、開示請求書に同一の印鑑にて押印をする必要があります。

①~④を住民票の原本(交付日より3ケ月以内のもの、本籍地及びマイナンバーの記載のないもの)に変える事が出来ます。また、②の写しを同封する場合は保険者番号及び記号・番号を復元できない程度にマスキングを施したうえで方法して下さい。マスキングされていない住民票を同封された場合は、返送させて頂き再度提出していただきますのでご了承ください。

2.開示対象者の代理人による請求の場合

手続きを行う際に、下記”代理人資格の確認”の方法により代理人資格の確認を行います。また代理人本人の身分確認についても上記(1)利用者ご本人による請求の場合の方法により行いますので、関係書類をご提示ください。

(1)請求が可能な代理人

① 未成年者又は被後見人の法定代理
② 利用者本人が成人で判断能力に疑義がある場合、又は医学的見地から診療情報を提供することにより、利用者本人に重大な心理状況を与え、その後の治療効果等に悪影響を及ぼすと判断される場合は、実質的に利用者本人の世話を行っている親族及びそれらに準ずる者。
③ 利用者本人の死亡後に遺族へ開示する場合は、利用者の配偶者、子、父母及びこれに準ずる者(これらの者に法定代理人がいる場合の法定代理人を含む)。
④ 開示等の求めをすることについて本人または上記①~③が委託した代理人。

(2)代理人資格の確認

① 上記請求可能な代理人①のうち未成年者の法定代理人の場合は、続柄を確認できる公的な書類(住民票や戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)、未成年者の戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)等)
② 上記請求可能な代理人①のうち成年被後見人の法定代理人の場合は、続柄を確認できる公的な書類(成年後見登記事項証明)。
③ 上記請求可能な代理人②③の場合は、利用者本人と代理人との続柄を証明できる公的な書類(戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)又は除籍全部事項証明書(除籍謄本)等)
④ 上記請求可能な代理人④の場合は、委任者の印鑑登録証明書付委任状。ただし、必要に応じ委任者への意思確認や委任者との関係を確認する書類を提示していただく場合があります。
⑤ 上記請求可能な代理人④のうち代理人が弁護士である場合は、委任者からの委任状に加え、日本弁護士連合会が発行する身分証明(カード)の提示(郵送の場合は写しと、名刺を同封してください)。

確認対象請求者提示書類本人代理人
(1)①②③
代理人
(1)④任意
代理人
(1)④弁護士
請求者身分運転免許証等
いずれか1書類
(郵送の場合は2種類)
健康保険証
パスポート
外国人登録証明書
印鑑証明書
(請求書に押印した場合)
住民票
(郵送の場合のみ)
代理人資格続柄を確認できる公的書類
委任状
委任者の印鑑証明書
日弁連身分証明書