診療科紹介
当科では、血液透析の患者様を対象に15床のベッドで維持透析を行っております。対象患者は日本の透析人口の傾向と同様で、導入原疾患は糖尿病性腎症が多く、患者層全体が高齢化しており介護度が高い傾向にあります。ADL上の理由等から外来透析へ通院が困難な患者も多く、当院の療養病床に入院をしながら透析治療を継続している患者につきましても数多く対応しております。療養病床において維持透析患者を受け入れている点は、当院が地域から求められている役割であろうと感じています。今後も透析人口が高齢化していく過程で、この役割はますます拡大してくると思われます。
血液浄化療法の中身としては血液透析(HD)、血液透析濾過法(Online HDF)を行っています。また、臨床工学科では、アフェレシス療法の分野においても近年積極的に受け入れを行っており、血漿交換、エンドトキシン吸着(PMX)、腹水濾過濃縮(CART)、持続的血液透析濾過法(CHDF)、白血球除去療法(G-CAP)を実施しています。
医師紹介
山並 秀章(やまなみ ひであき)
院長
医学博士
日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
日本がん治療認定機構・がん治療認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医
日本環境感染学会ICD制度協議会ICD
日本医師会認定産業医
スタッフ紹介
臨床工学技士7名と看護職員を配置しており、うち4名は透析技術認定士の有資格者でもあります。日々進歩していく透析医療に対し柔軟に対応する姿勢で臨みながら、地域から信頼される医療機関として地域連携を推進しつつ、患者様とその家族から満足していただける透析医療をモットーに努力していきたいと考えています。
人工透析室風景
