令和5年1月1日、回復期リハビリテーション看護師の認定を受けた高橋 徹です。回復期リハビリテーション病棟では、命の危険を脱するための急性期の治療を終え、自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に近づけるためのリハビリテーションを専門に行っています。骨折や脳血管疾患などの様々な疾患により食事や歩行等の移動動作が障害された患者様や御家族の希望に寄り添い、望まれる状態に改善出来る様に日々取り組んでいます。

 回復期リハビリテーション看護師は、回復期リハビリテーションサービスの対象者及びその家族に対する質の高い看護の提供、回復期リハビリテーション病棟における個人、集団、組織に対する質の高い看護の提供、回復期リハビリテーション病棟における多職種との協働とチームアプローチの実践を行うことが役割です。

 特に回復期は多職種との連携が重要で、リハビリテーションスタッフ等の院内のスタッフだけではなく、ケアマネージャーや訪問看護師といった退院後の生活を支援するスタッフとの連携も重要です。現在コロナ禍であり多職種との連携が非常に困難な状況ではありますが、そのなかで出来ることを模索しながら取り組んでいきたいと思います。

 何より患者様の食事を食べられるようになりたい、自宅に帰りたいといった目標を達成することが患者・家族の満足度につながると思いますので、自分自身の原点として持ちながら活動していきたいと思います。