院長挨拶

院長挨拶

院長

 このたびは帯広西病院ウエブサイトを訪れていただき誠に有り難うございます。また平素より当院並びに法人運営にご協力いただき感謝いたします。

 去る2020年は新型コロナウイルスに振り回された一年でした。特に患者さまご家族さまには面会を我慢していただいているほか、感染対策にご協力いただきとても感謝しております。皆様のご協力もあって院内で1名の感染者を出さずに新しい年度を迎えられることに安堵しております。

 日々の診療に大きな制約があるそんな一年でしたが医療は日々進歩しており、病院も常にアップデートしています。2020年には当法人の訪問看護ステーションたなごころのサテライトが当院内に設置されました。これにより当院の訪問診療や外来診療がより一層連携を図ることができ、皆様の在宅医療を支える体制が整いました。

 また当院回復期リハビリテーション病棟では、大腿骨頸部骨折や脳卒中患者さんを中心にリハビリテーションを提供し、患者さまの在宅生活への復帰のお手伝いをしていますが、当院の在宅復帰率は現在のところ80%以上を維持しています。また、2021年2月より土日休みなしの365日リハビリテーションを開始しました。このことにより、患者さまにはより密度の高い、そして質の高いリハビリテーションを提供できる体制が整いました。

 一方当院では療養病棟を二つ持ち、医療が必要でなかなか退院できない、あるいは施設にも入所できない患者さまをお預かりし、長期療養を支えてきました。うち一つの病棟を2021年7月を目標に介護医療院に転換します。介護医療院というのはまだなじみが薄い名称かと思いますので簡単に説明しますと、特別養護老人ホームのような介護保険を利用した施設ですが、胃瘻による経管栄養等の理由で通常の施設にはお預かりできなかったやや重めの患者さま利用者さまをお預かりする施設になります。

 こうして当院では回復期医療、慢性期長期療養、介護保険施設、訪問診療、訪問看護、そして一般の外来診療とみなさまのニーズに合わせた各種医療介護系サービスを整えることができました。

 高齢少子化社会の進行、医療や介護の負担増大の中、入院、施設、在宅を問わず医療、リハビリテーション、介護については今後もさらに厳しい環境となっていくものと予想されます。訪問診療の開始、訪問看護ステーションの併設、回復期リハビリ病棟の整備、介護医療院への転換など私たちの取り組みは、この厳しい環境の中での「決して歩みを止めない」という決意の表明でもあります。

 今後も当院の理念にある「社会への奉仕」の精神を第一に、長期療養、リハビリテーション、在宅復帰および在宅療養支援を中心に地域のニーズにきめ細かく応えるべく努力して参ります。至らない点もあるかと存じますが、療養で困ったらまずは帯広西病院を選んでいただけるよう努力していまいりますので、今後とも厳しくご指導いただければ幸いです。

2021年4月1日
帯広西病院 院長 髙橋 邦康

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