看護部
看護部長挨拶
仲春の候、2024年4月に看護部長を拝命しました。渡邉公子(わたなべひろこ)です。
帯広西病院は、回復期リハビリテーション病棟、療養病棟を有し、介護医療院を併設しています。急性期の治療を終えた患者さんに対するリハビリテーションの提供や、慢性期の療養、長期療養と生活施設としての介護医療院、それぞれの機能を活かし、終生支援型医療の提供を目指しています。また、訪問看護ステーションたなごころ西帯広サテライトと連携し、地域共生社会の実現も目指しております。
看護の質向上としましては、他職種との連携、感性ある人材の育成、多様性ある働き方改革に着手し職員の定着とやりがいある仕事との向き合い方、ひとりひとりが組織を造成する自立(自律)の組織を構築中です。
看護部理念
患者さまに信頼と安心を与える
質の高い看護を提供します
- 患者さま・ご家族に満足される安全で安心な看護を提供します
- 知識・技術の向上に努めます
- 他部門・地域との連携に努め、チーム医療を提供します
看護部の紹介
「多職種が連携してチーム医療を提供します!」
患者さまのお世話は、食事や清潔、排泄、移動、更衣などの日常生活援助が主となります。
各病棟、お食事を摂られる患者さまは、車いすやベッドで、ディルームに集まり、明るいディルームで、みんなと一緒にいただきます。回復期リハビリ病棟の患者さまは、自宅に戻る、地域に戻るため、お食事は大切なトレーニングです。リハビリスタッフや管理栄養士と共に、お食事の時間を過ごします。また、お食事がおいしく食べられるように、そして肺炎予防のため、お食事前後の口腔ケアには、力を入れております。
多職種連携の、褥瘡対策チームの活動は、看護部、医師、リハビリスタッフ、管理栄養士、そして帯広第一病院の皮膚排泄ケア認定看護師らがチームを組み、褥瘡予防、褥瘡対策に取り組んでおります。
コロナ禍により、ご家族の面会が制限されております。オンライン面会の時、リハビリの様子を、iPadを通してご家族に見ていただきます。患者さま・ご家族に満足される、安全で安心な看護の提供を目指します。
当院のお風呂は、モール温泉です。寝ながら入浴可能な特殊浴を完備し、ゆっくり温泉の湯につかってもらいます。とても体が温まります。
回復期リハビリテーション看護師のご挨拶
令和5年1月1日、回復期リハビリテーション看護師の認定を受けた高橋 徹です。回復期リハビリテーション病棟では、命の危険を脱するための急性期の治療を終え、自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に近づけるためのリハビリテーションを専門に行っています。骨折や脳血管疾患などの様々な疾患により食事や歩行等の移動動作が障害された患者様や御家族の希望に寄り添い、望まれる状態に改善出来る様に日々取り組んでいます。
回復期リハビリテーション看護師は、回復期リハビリテーションサービスの対象者及びその家族に対する質の高い看護の提供、回復期リハビリテーション病棟における個人、集団、組織に対する質の高い看護の提供、回復期リハビリテーション病棟における多職種との協働とチームアプローチの実践を行うことが役割です。
特に回復期は多職種との連携が重要で、リハビリテーションスタッフ等の院内のスタッフだけではなく、ケアマネージャーや訪問看護師といった退院後の生活を支援するスタッフとの連携も重要です。現在コロナ禍であり多職種との連携が非常に困難な状況ではありますが、そのなかで出来ることを模索しながら取り組んでいきたいと思います。
何より患者様の食事を食べられるようになりたい、自宅に帰りたいといった目標を達成することが患者・家族の満足度につながると思いますので、自分自身の原点として持ちながら活動していきたいと思います。