皆さんこんにちは。帯広西病院リハビリテーション科の言語聴覚士・西連寺です。
10月21日(月)に日本における嚥下障害リハビリテーションの先駆者である本多知行先生をお招きして医療講演会を開催いたしました。
先生は5月9日の『ゴックンの日』制定に携われ、日本各地でご講演をされるなどご活躍されております。講演会はZOOMを併用したハイブリット開催とさせていただき、参加者は当法人職員だけではなく、十勝エリアの言語聴覚士や介護事業所の職員様も多数ご参加いただきました。
講演会の中では摂食嚥下リハビリテーションに関する内容だけでなく、障害を持つ方の嚥下の大変さを実際に参加者が体験する実験などもあり、より嚥下への理解が深まりとても有益な講演会になったと実感しました。
翌22日(火)午前は病棟で実際に患者さん利用者さんの情報確認しながら先生よりご指導いただきました。特にもう一歩踏み込んだ情報共有についての必要性や方法について、また評価のタイミングやより高度な評価の必要性についてもアドバイスを頂きました。
今までSTとして漠然としていた方向性が明確化したように感じました。また、先生の指導には熱意があり本気な様子が伝わり、患者さま、利用者さまに向き合う姿勢から見直す必要性を感じました。
最後となりますが、今回の講演、回診、ランチョンミーティングでは自分自身準備段階から参加させて頂きとても勉強になりました。帯広までお越しいただいた本多先生、実際に先生を呼んでくださった当院院長、企画・準備・実施で協力して頂いた方々、実際に参加して頂いた皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。