パワーリハビリテーション

パワーリハビリテーション

最近、筋力トレーニングに取り組む高齢者の方々が増えています。これはいつまでも元気な体を維持して、健康的な生活を送るためには筋力を維持することが欠かせないためです。ですが、いざトレーニングとなると長続きしないことが多く、負荷をかけ過ぎて体調を悪くする方も少なくありません。パワーリハビリテーションは不活動筋と呼ばれる使われなくなった筋肉を再活性化させることにより、立つ、歩く、座るなどの運動性の向上と維持を図るリハビリテーション手法です。心臓に与える影響が入浴よりも軽いといわれており、安全に続けることが出来ます。

パワーリハビリテーション機器のご紹介

①ホリゾンタルレッグプレス

脚部を伸ばす筋肉を鍛えます。いすに膝をまげて座り、膝をゆっくりと伸ばし、伸びたらゆっくりと元の位置まで戻すを行います。わずかな力で動くため、ご利用になる方々に合わせて運動が可能です。下半身は上半身よりも速く筋肉が衰えると言われており、下半身を鍛えることで転倒を防止し、外出ができるようになり活動範囲も広がります。



②ローイング

肩と腕の運動です。年齢を重ねると重い荷物を持たなくなる、ベッドや椅子を使用することが多くなるなど、生活環境の変化により短期間で上肢の筋力が低下します。機械に向いて座り、前にあるグリップを握り肩と腕を使ってゆっくり引き寄せて、ゆっくりと元の位置に戻す、これを繰り返し行います。



③トーソフレクション

腹筋の運動です。腹筋は人間にとって大切な筋肉で、立ったり座ったり姿勢を維持するために必要となります。いすに座り、胸パットを胸に付くように調節し軽くおじぎをするように、上体を前にゆっくりと倒し、ゆっくりと元の位置に戻すを繰り返し行います。



④バイオステップ

全身の運動です。この機器は、いすに座って行うため立っているのが不安定な方でも安心して時給量、筋力向上のトレーニングが行えます。ハンドルとペダルを左右交互に動かす事で、腕の振りや歩幅といった歩行動作の改善・安定性の向上が期待できます。



パワーリハビリテーション機器は、動きがとてもスムーズで大変扱いやすく、専門のリハビリテーションスタッフのもとで行うため、利用者様一人一人に合わせた無理のない運動が可能です。

リハビリテーションスタッフ

ご相談・お問い合わせ先

介護老人保健施設とかち 相談室(月~金 8:30~17:00)
相談室直通TEL (0155)30-2399

PAGETOP
Copyright 公益財団法人 北海道医療団 All Rights Reserved.
法人番号4 4601 0500 0498