十勝在宅医療ネットワーク

十勝在宅医療ネットワーク

概要

十勝在宅医療ネットワークとは?

十勝で在宅医療を担う医師を中心とした、地域の在宅療養患者の療養生活を支える多職種が連携し、十勝の在宅医療を支援・推進するための有志の集まりです。

設立趣意書

 我が国の高齢化は急速に進行し、十勝においても高齢化率は上昇の一途をたどっており、帯広市も2025年には人口に対する65歳以上の高齢者の割合が30%を超えると予測されています。このような高度高齢化は社会保障制度、医療制度に大きな影響を与え、近年では国の施策として、在宅医療が推進されるようになりました。

 しかし十勝では在宅医療、特に家庭型の在宅医療を提供している24時間往診対応可能な医療機関は非常に少なく、住み慣れた地域で安心して最期まで暮らしたいという患者、家族の声になかなか応えられない状況にあります。

 こうした状況を改善するには、医師、医療機関が協力しあうことはもとより、在宅医療を支えるために医療・介護・福祉従事者が連携し、スタッフ、設備等、限られた社会資源を効率的かつ有効に利用することが重要です。

 そこで、私たちは十勝における在宅医療の推進を図り、継続的かつ地域包括的な質の高い在宅医療の提供に貢献するため、医師・医療機関の連携体制を構築するとともに、在宅医療を提供する医師を中心とした、在宅医療に関わる多職種が協働して在宅医療を支援する組織として、十勝在宅医療ネットワークを設立することとしました。

平成25年11月30日
十勝在宅医療ネットワーク
代表幹事  酒 井  俊

参加対象

十勝管内の在宅医療を提供する医師、医療機関のほか、在宅療養患者に医療・看護・介護サービスを提供する個人または事業所

年会費

1,000円(2021年度)
※金額は毎年総会で決定。年度途中の入・退会でも一年分の会費がかかります。

主な活動内容

研修会、事例検討会など

質の高い在宅医療・介護の提供に資するため、専門職を対象に年1~2回、在宅医療多職種研修会を開催しているほか、検討事例があるときには多職種参加の事例検討会を開催するなど、これまでも多くの方に参加いただいています。

市民公開講座

在宅医療の普及推進に向けた啓発、広報活動の一環として、年に1回程度、一般市民を対象とした市民公開講座を開催しています。

在宅医療に係る実態調査(アンケート)など

この地域における在宅医療の実態を把握するための調査も行っています。これまでに高齢者施設を対象とした看取りに関する調査や、会員を対象とした往診や在宅看取りの現状調査を行いました。調査結果は報告会を開くなど、ご協力いただいた皆様にフィードバックしています。

定例会議(原則月1回)

当会の事業運営に関すること、在宅医療に関する課題等について、意見交換や検討を行っています。定期的に開催することで会員間の「顔の見える関係」を構築しています。

【現在休止中】かかりつけ医不在時の往診支援

一人開業医が在宅医療に取り組む際に課題となる、医師不在時の患者の病状の急変への対応として、会員医師が学会、冠婚葬祭等で休日・夜間不在となる場合、会員間で往診支援(代診)を行う体制を構築します。

※一度支援体制を整備しましたが、課題が多く、また、現在は支援可能な会員が減少したことから、往診支援事業は休止しています。支援可能な状況になった段階で、改めて体制を検討する予定です。

情報共有システム

会員間の患者情報共有システムとして、「バイタルリンク®」をご利用いただけます。
※ご利用希望の方のみ

規約

十勝版 施設お看取りマニュアル

下記よりご自由にダウンロード下さい。
ご自身の施設に合わせて内容を修正し、ご利用下さい。

お問い合わせ

十勝在宅医療ネットワーク事務局
(公益財団法人北海道医療団 事務局 法人業務推進室内)
TEL:(0155)25-3121

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