院長挨拶

院長挨拶

 帯広第一病院は前身の志田病院から数えると今年で創立89年になります。

 現在の診療科は総合診療科、消化器内科、消化器・一般外科、脳神経外科、ペイン外来、口腔外科になります。平成30年2月に緩和ケア病棟開設の予定ですが、それに先駆けて、平成28年4月から緩和ケア外来を開設しており、緩和ケア対象患者を診療し、一般病棟に入院させています。他に神経内科外来、循環器外来、禁煙外来、漢方外来、肝臓外来、整形外科外来なども開設しています。

 以前から救急医療に力をそそいできましたが、消化器分野では、内科、外科ともに専門性の高い最先端の医療を目指しています。平成21年に『消化器内視鏡センター』を開設し、消化器内視鏡の検査件数は平成28年には8000件を越えています。早期大腸癌に対するESD(内視鏡による広範囲癌切除)などの内視鏡治療症例数はこの地域随一となっています。消化器外科分野では悪性疾患にも積極的に腹腔鏡下手術を取り入れており、大腸切除術の約70%に及びます。ここ数年、外科全手術件数も毎年500例を越えています。 

 以前は急性期病棟と慢性期病棟を併設しておりましたが、平成29年4月より慢性期病棟50床を地域包括ケア病棟に変更しました。この病棟は一般に回復期病棟と呼ばれているもので、主に高齢者が、急性期の治療の後に、スムーズに自宅・施設などにもどれるようにすることを目的とした病棟です。十勝管内全体では、急性期・回復期・慢性期の各病棟の中で回復期病棟が不足しているとの現状があるため、当院でも地域での不足を埋めるべく、地域包括ケア病棟の開設を決断いたしました。退院後は、平成26年開設の『在宅ケアセンター』を拠点とし、総合内科医による訪問診療、訪問看護「たなごころ」、訪問リハビリによるチームで、在宅ケアの24時間対応、さらに看取りにも対応しています。急性期から回復期、さらに在宅医療まで、安心できる橋渡しを実現していきます。

 良い医療のために、良い職場環境も整えています。幅広い職種のスタッフに、多くの研修参加や学会発表の機会を与えています。初期研修医、後期研修医には、見学やカンファランスに終わらない、実技を重んじた先端的な研修プログラムを提供しています。キャリアアップのために充実した奨学金制度を用意しており、今年も1名が緩和ケア認定看護師を目指して、奮闘中です。子育て世代には仕事と育児の両立が図れるよう、24時間体制の院内託児所、短時間正職員制度を用意し、優れた人材を集める努力をしています。職員が高いモチベーションを持ち続けることによって、質の高い思いやりのある医療サービスを提供したいと思います。当院の理念に掲げた、地域に信頼される病院を目指して、日々努力していきますので、どうぞよろしくお願い致します。

掲載日:平成29年5月15日
帯広第一病院
院長 山並 秀章

帯広第一病院について

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