つい最近まで例年になく暖かだった北海道も日本海側では
大雪に見舞われたそうです。十勝も朝は氷点下で始まる気候となりました。
皆様冬を迎える準備はお済みでしょうか。
十勝の良いところは日中の青空ですね。
雪の無い今は芽生えた秋まき小麦と空の青さがきれいです。


写真提供:夏野伸一さん(豊頃町)

さて、特別に暑かった今年の夏を越えた十勝の野菜たち。
今年の出来はどうでしょうか。十勝は多くの野菜が生産量で北海道のトップを占めています。

例えば「じゃがいも」。
北海道の2022年じゃがいも収穫量は、帯広市、芽室町、幕別町、士幌町、更別村、音更町の6市町村がベスト10にランクイン。
十勝の夏にきれいな花の咲く畑が多くみられるはずですね。

じゃがいもは、ビタミンCやカリウム、繊維質等の栄養素をたくさん含んでいます。ビタミンCはりんごの約5倍の量を含んでおり、加熱してもでん粉が糊化するため、ビタミンCが失われにくいのが大きな特長です。またカリウムも多く含まれ、体内のナトリウムが腎臓で再吸収されるのを防ぎ、ナトリウムの排出を促進する働きがあります。
気になる糖質は中サイズ1個100gで16.3g、これはご飯の半分以下です。
適量を美味しく食べたいものです。

野菜を多く使う事でルウの使用量を減らすことができます
ごろごろ野菜のヘルシーカレー

材料(4人分)
むきエビ 100g
玉ねぎ 200g(中1個)
人参 100g(1本)
適宜
じゃがいも 200g(中2個)
かぼちゃ 150g(1/6個)
茄子 2本
適宜
適宜
カレールウ 50g
作り方
  1. じゃがいも、かぼちゃ、人参、なす、玉ねぎは食べやすい大きさに切る。
  2. なすはフライパンに油をひき、表面に焼き色を付けておく。
  3. 冷凍むきエビは軽く解凍しておく。
  4. 人参・玉ねぎ・むきエビを炒め、カレールウの作り方に沿って水を加えて野菜が柔らかくなるまで煮る。
  5. かぼちゃとジャガイモを加えて中火で煮くずれない様に火を通す。
  6. 煮くずれないうちに一旦火を止めてルウを加える。(じゃがいもやかぼちゃが崩れてとろみになるのでルウは少な目でOK)
  7. 焦がさない様にとろ火で煮込む。
1人分およその栄養価(米飯を除く)
エネルギー 203kcal
たんぱく質 8.3g
塩分 1.4g
食物繊維 9.3g
カリウム 750mg
ビタミンC 37mg