十勝の春は少し急ぎ足でやってきた様です。
皆様の連休も美しい桜やつつじの花に囲まれた事と思います。花は人の心を和ませてくれますね。


写真提供:塚田洋子さん(帯広市)

さて今日は春の簡単手づくり和スイーツ2種をお伝えしたいと思います。

一つ目は私が当法人の音更病院勤務の頃、3月に100歳を迎える患者さんに食べたいもののリクエストをお聞きしたところ、「おはぎを食べたい」とおっしゃったので考えた「桜おはぎ」です。

食の細くなった患者さんでしたがおいしいと1個召し上がって頂き、お出しした側もとても嬉しかった記憶が残っています。
その後帯広第一病院の緩和ケア病棟でも春のイベントの際にお出ししてとても喜んで頂いています。(※現在は感染防止の為、一時的に提供を控えております)

桜の塩漬けが可愛らしく、おいしいおはぎです。

炊飯器でカンタンに
桜おはぎ

材料(約7~8個分)
もち米 100g
うるち米 50g
こしあん 200g
桜の塩漬け 10枚ぐらい
食紅 適宜
作り方
  1. うるち米は先に研いで30分ぐらい水に浸けておく
  2. もち米も研いで①と合わせ15分ぐらい水に浸けておく
  3. 炊飯器で1合の目盛りに水加減し食紅で色付けし、おこわ又は白米のモードで炊飯する
  4. こしあんは8個に丸めておく
  5. 桜の塩漬けは水に浸けて軽く塩抜きしてペーパータオルで水気をとっておく
  6. ③が炊き上がったらかるくつぶして人肌に冷めたら8等分しておく
  7. ⑥で④のこしあんを包み水切りした桜の塩漬けを飾る
栄養価(1個当たりおよそ)
エネルギー 130kcal
たんぱく質 2.6g
炭水化物 29.4g(うち食物繊維 1.1g)

二つ目は「いちご大福」です。

これは患者さんに教えて頂き、作ってみたところ簡単で美味しくて作るのが楽しくて、つい人に教えたくなるスイーツです。

3回続けてチャレンジしました。形はいびつですがご愛敬。いちごの酸味と白あんの甘みが程よくマッチしています。別の果物でチャレンジは続きます。

しろあんの甘みといちごの酸味が絶妙においしい
いちご大福

材料(6個分)
きりもち 3~4個
白あん 180g
いちご(小さめ) 6粒
片栗粉 適宜
作り方
  1. 切り餅は4等分ぐらいに切り、鍋でお湯を沸かした中に入れ、やわらかくなるまで弱火で火を通す
  2. いちごは洗ってへたをとり、水気を切っておく
  3. 白あんは6個にわけ、いちごを包んでおく
  4. ①が柔らかくなったら一度ざるにあげてお湯を切り鍋に戻して滑らかになるまで混ぜる。片栗粉を大き目の皿などにひろげておいた上に出す
  5. 餅を片栗粉をまぶしながら6個にちぎり分けておく
  6. 分けた餅でいちごとあんを包む
  7. 片栗粉をまわりにまぶしながら形を整え、軽く粉をたたいて落として出来上がり
栄養価(1個当たりおよそ)
エネルギー 150kcal
たんぱく質 3.1g
炭水化物 34.6g(うち食物繊維 1.6g)